同期ゴルフ会の灯

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[風を感じ、ときを想う日記](601)10/9
同期ゴルフ会の灯

 高校のクラスメイトは、関東地区に四十数名がいる。その内の有志が、十数年前から春秋年2回、泊まりがけでゴルフを楽しんでいる。同期のゴルフ会は、最初は3組できたが、そのうち健康などの理由で2組に減り、一昨年秋にはとうとう1組になってしまった。しかし、昨年の春もなんとかそれを続けた。

 昨年の秋、メンバーの1人が腰痛を訴え、あとの3人は中止を決めた。今年の春、別の1人が車に積んであったゴルフクラブを盗まれ、直前になって参加意欲を無くしてしまった。私たちは、またも中止を決めた。

 今年の秋、4人はあらためて再開を決めた。ところが、その内の一人が一週間前になって踵を痛め歩行困難になってしまった。残りの3人は、少人数でもやろうと決めた。そんなとき、たまたま近所のゴルフ仲間にその愚痴をこぼしたら、自分でよかったら仲間に入りたいといってくれた。

 一昨日の月曜日、いままでの3人は予定通り箱根のいつもの宿に集まった。2回続けて中止になったので1年半ぶりの再会である。その夜は、温泉とお酒、それに歌を楽しんだ。3人のカラオケはすぐに順番が回ってきた。

 翌朝、ゴルフ場に行くと、お誘いした近所の人はすでに到着していた。他の2人にとっては初対面となるが、同年代のせいもあってすぐに解けあった。

 同期ゴルフ会の灯は消すなと、来年春の再会をあらためて誓いあった。