庭木の手入れ

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[風を感じ、ときを想う日記](527)8/28
庭木の手入れ

 わが家の庭が、すっきりと明るくなった。待ちにまった植木屋が、3人のチームを組んで来てくれたのだ。伸び放題だった梅やヤマモモの枝が、バッサバッサと切り落とされた。松やマキの木も形良く整えられた。これで来年の夏まで、むさくるしい姿を目にしなくてすむ。

 わが家の庭は、もう30年余りも前、彼の先代に造ってもらったものだ。最初のころは、その先代が毎年手入れに来てくれていた。その子息であるいまの親方も一緒に来てくれていた。そして、いつの間にか代替わりしていた。彼はまだ若かったが、腕はよく人柄も信頼できたので安心して任せていた。

 その新しい親方は、腕の良さに加え人あたりもよかったことから、お得意さんをどんどん増やしていった。当然、忙しさも加速し、日程のやりくりに苦労するようになった。仕事を合理化するといっても、手抜きになったのではお話にもならない。機械化するにしても限界がある。

 わが家の仕事も、先代のころは6月だったが、それが7月になりさらに8月へと延びていった。もちろん我慢の範囲内なので、多少の見苦しさは見て見ぬふりをして順番の来るのを待ち続けた。それでも、早く来てもらえればそれに越したことはない。

 来年は、もう少し早い時期からきれい木になった庭を眺めたいものだ。