ジュニアなでしこ&シニアハワイアン

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[風を感じ、ときを想う日記](449)7/29
ジュニアなでしこ&シニアハワイアン

 川崎に住む中学3年生の孫娘が、バスケットボールの県大会に出るという。昨日、その応援に平塚まで出かけた。試合はお昼近くに始まった。

 今年度の、神奈川県中学校バスケットボール大会女子の部は、各ブロックの代表32校によって争われることになった。孫娘の学校は川崎ブロック代表4校の一つに勝ち上がった。大会の日程は7月28日と30日、31日の3日間、場所は平塚市内の中学校4校とひらつかアリーナという体育館だそうだ。

 前半は五分五分のシーソーゲームだった。点数は前半を終わってちょうどイーブン、これならいけると応援にも力が入った。しかし、後半に入って押されぎみとなり、点差も徐々に広げられていった。私たちも空腹を抱えて一生懸命応援したが、なでしこジャパンの再現とはいかなかった。

 夕方からは、品川でまったく違った雰囲気に浸った。ある大学のハワイアンバンドOBが出演するディナーショーにお付き合いしたのだ。ショーには大学現役のフラガールも多数応援に加わっていた。会場は有名ホテルの大宴会場、賓客は600名を超える大パーティーであった。

 舞台では、シニアのバンド数編成が、入れ替わり立ち替わり自慢の演奏を披露した。もちろん、女子大生のフラダンスもそれに花を添えた。客席では、賓客の半数を超える人たちがアロハシャツやムームーで現れた。その他の人たちも、それに劣らぬ華やかな衣装をまとっていた。

 しかし、舞台も客席もはなやかな割には、肝心の演奏の方は同好会の発表会の域を出ることはなかった。ショーは同じような出しものが続き、ドラマ性と盛り上がりに欠けていた。その足らざる分は料理で補いたいところだろうが、この大人数では望むべくもなかった。

 創部以来65周年、ショーは通算15回目になるという。それにしては、このディナーショーには進歩の跡はほとんど見られなかい。メンバーの中にはプロの有名司会者も数名いたが、それを補いきることはできなかったようだ。

 今回は、東日本大震災復興支援という特別なサブタイトルもつけられていた。それを考慮に入れても、1万円を上まわる会費は納得の域を超えていた。