[エッセイ 364] 二股初詣 老々男女三十数名を乗せたバスは、早朝に町内を出発した。東名から新東名に入ると、バスは急にスピードを落とした。運転手が、青い空に浮かぶ真っ白な富士山を、乗客に堪能させようと気をきかせたのだろうか。いや、新設計の緩や…
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