[エッセイ 167] (新作) 梵鐘 雑木林の中に、無人の神社がぽつんと建っている。私の好んで出かける散歩道の途中である。鳥居の脇には鐘楼があり、昭和29年奉納と刻まれた立派な梵鐘が吊り下げられている。金属類の盗難が相次いでいる時だけに、悪いや…
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