2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

十三夜

[エッセイ 695] 十三夜 昨日、10月15日の夜は「十三夜」にあたっていた。十三夜とは、旧暦9月13日の、月齢が満月直前の13日目になったときの月夜のことである。十三夜は、中秋の名月である「十五夜」の次に美しいとして、この夜の月を愛でる風習である。…

シェーンブルン宮殿コンサート

[エッセイ 694] シェーンブルン宮殿コンサート 昨夜は、NHK・Eテレの「クラシック音楽館」という番組で、「シェーンブルン夏の夜のコンサート」という特別番組を視聴した。演奏はウィーン・フィル、会場はウィーン近郊のシェーンブルン宮殿の前庭、そして…

高齢者スポーツ大会

[風を感じ、ときを想う日記](1285)10/12 高齢者スポーツ大会 昨日は、高齢者スポーツ大会のグラウンド・ゴルフ部門に、近所の仲間4人とともに参加した。市と老人クラブ連合会の共催で、市長も挨拶に駆けつけてくれるという少しは権威ある催し物…

寒露

[風を感じ、ときを想う日記](1284)10/8 寒露 今日とこれからの二週間は、二十四節気でいう「寒露」にあたる。草花に冷たい露が宿り、秋が深まる。冬鳥が飛来しはじめ、コオロギが鳴きやむ。菊の花が咲く。ある本では、この季節のことをこんなふ…

十月三日の彼岸花

[風を感じ、ときを想う日記](1283)10/3 十月三日の彼岸花 わが町の駅前の一角で、古くなった商店の解体作業が行われている。この辺りでは最も古くからあった洋品店だ。時代の変遷を実感させられる解体現場である。その敷地の片隅に、赤い花がい…