グラウンド・ゴルフの合宿プレー

風を感じ、ときを想う日記(1187)5/23

グラウンド・ゴルフの合宿プレー

 

 コロナの締め付けが緩くなったのを機に、町内のグラウンド・ゴルフ仲間で4年ぶりに旅に出た。旅といっても、旅館の差し回しバスで隣県の裾野市へ連れて行ってもらい、そこで一泊二日のプレーを楽しませてもらったものだ。

 

 旅館のバスは、昨日の朝9時半に迎えに来てくれた。東名高速は空いており、途中の休憩時間をたっぷり取っても昼前には現地に着いた。お天気は、曇りがちながら屋外プレーにはかえって好都合な体感だった。昼食後、早速コースに出た。ホームコースとはまったく異なるグランドの状態に戸惑いながらも、日常とは一味も二味も違う旅先のプレーをたっぷりと楽しむことができた。

 

 夜はもちろん宴会を楽しんだ。なんの規制もない、マスクもない、のびのびとした楽しい集いとなった。もちろん、カラオケもたっぷりと楽しむことができた。その後の二次会も、4年前と何ら変わりのないスタイルだった。コロナのことなどどこか遠い世界の出来事だったとしか思えなかった。思えなかったというより、そんなことがあったことすらすっかり忘れていた。

 

 家を出るときはマスクを持って出た。バスの中や旅館でも、それをきちんと付けていた。そんな慎重な態度が、気づかないうちにすっかり頭から消えていた。一泊二日の帰途、マスクを付けなければならないなどと気づいた人は一人もいなかった。これで、日常がすっかり戻ったということになるのだろうか。