サンバカーニバル

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[風を感じ、ときを想う日記](929)10/29

サンバカーニバル


 日曜日、湘南台ファンタジアと銘打った大パレードが開催された。この日はお天気にも恵まれ、格好のパレード日和となった。20年前から毎年開催されているそうだが、なんといっても華やかさと賑やかさで一杯なのがいい。

 

 参加団体は、米第7艦隊音楽隊など音楽隊が4チーム、阿波踊りほか和踊りが3チームなど、全部で15チームだった。中でも圧巻は最後に登場するサンバの3チームである。広い通り一杯に繰り広げられるパレードは、まるでブラジルのリオの街が地球の真裏から引っ越してきたようだ。


 音楽隊や和・洋ダンスチームは、盆踊り大会や市民まつりで接することができるが、サンバだけはこのカーニバルでしか目にすることができない。関東の大学生を中心に結成されたチーム、横浜で生まれたというチーム、そして浅草・仲見世の名前をいただいたチームとそれぞれ個性も豊かである。


 日本で、サンバのチームが活躍できること自体驚きだが、このメンバーの人たちは普段どのような生活をしているのだろう。プロとして活動しているのだろうか。それとも、ほかに仕事を持ち、趣味としてやっているのだろうか。


 およそ2時間、群衆にもまれながら立ちん坊で見とれていた。あまりにも華やかなので、写真を撮ることに夢中になり、実物は自分の目ではほとんど見ていなかったのがくやまれる。